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ペットローンとは?審査・金利・返済やかかる費用相場まで徹底解説

※本コラムの内容は、弊社の商品の内容を説明するものではありません。

ペットローンとは?審査・金利・返済やかかる費用相場まで徹底解説

ペットローンとは、ペットの購入費用や治療費、手術費などペットにかかる費用を支払うための目的別ローンです。ペットショップや病院、銀行などで申し込みができます。

ペットローンはカードローンなどよりも金利が低い傾向があり、返済期間を長めに設定できるところが多いため、家計に無理のない返済計画を立てやすいというメリットがあります。一方で、資金使途が限られているため、継続的な費用の備えには向いていません。

ペットローンの資金使途に合わない場合は、カードローンやフリーローンを申し込むのもひとつの手段です。申込条件や金利などを総合的に判断して、自分に合った商品を選ぶことが大切です。

この記事でわかること
  1. ペットローンの特徴
  2. ペットローンを利用するメリット・デメリット
  3. ペットローン以外に資金を確保する方法
目次

    ペットローンとはペット費用に使える目的別ローン

    ペットローンとは、ペットの購入費用や治療費、手術費などペットにかかる費用を支払うための目的別ローンのことです。金融機関が提供するローンの一種で、資金使途がペット関連費用のみとなっている点が特徴です。

    ペットを購入する場合、犬や猫の生体価格のほか治療費や生活用品など、さまざまな出費があります。購入価格や年間コストなどが高騰している背景から、ペットローンを利用する方もいます。

    ペットローンでカバーできる費用例

    ペットローンはペットの購入費だけでなく、購入後のペットとの生活や医療、終末期に関する幅広い費用に使えます。

    ペットローンの利用例

    ペットの購入費:犬・猫などの生体価格、ワクチン代、マイクロチップ装着費など
    治療・手術費:骨折や腫瘍摘出、歯の治療、入院費などの高額医療費
    生活用品費:ケージ、トイレ、キャリーバッグ、食器、ペットベッドなどの初期用品
    しつけ・トレーニング費:ペットスクールやトレーナーへの依頼費用
    ペット葬儀費:火葬や納骨費用など

    ペットローンはおもに2種類

    ペットローンは、大きく分けて以下の2種類があります。

    ローンの種類によって、金利や融資までの時間、返済期間が異なります。資金使途やローンの特徴などを総合的に比較し、自分にあった商品を選ぶことが大切です。

    ペットショップや動物病院と連携した信販会社のローン

    ペットショップや動物病院では、その場で信販会社と提携したローンに申し込める場合があります。ペットを購入する際や治療を受ける際に「分割払い(ローン契約)」として案内されることが一般的です。

    ペットショップや動物病院と連携した信販会社のローン

    店舗スタッフが申し込みをサポートしてくれるため、初めての方でもスムーズに手続きを進めることができるでしょう。申し込みの際は、無理なく返済を続けられるか金利条件や返済期間を確認することが大切です。

    自分で金融機関と直接契約するローン

    自分でペットローンを契約する場合は、銀行などの金融機関が提供するローンを申し込むことが一般的です。ペットショップや病院で契約するのではなく、自分でWEBサイトなどから申し込んで契約します。

    自分で金融機関と直接契約するローン

    ただし、銀行で契約する場合は、申し込みから融資まで数日かかることがあります。そのため、必要なときにお金を受け取れるように、余裕をもって準備することが大切です。早めに仮審査を受けておくと、購入や治療のタイミングでスムーズに資金を準備できるでしょう。

    ペットを飼う費用はどれくらい?相場を把握しよう

    ペットの購入費は、犬種や購入先、ペットの年齢によって異なります。犬と猫の生体入手価格の平均は、以下のとおりです。

    平均生体入手価格

    犬の場合
    • 1年以内飼育開始者:24.8万円
    • 3年以内飼育開始者:25.3万円
    猫の場合
    • 1年以内飼育開始者:17.3万円
    • 3年以内飼育開始者:14.7万円

    里親募集や保護施設の場合は、無料または数万円程度で引き取れる場合があります。猫の場合は、1年以内飼育開始者のうち47.8%が、他人から譲り受けるなどして無料で入手しています。

    ペットにかかる年間費用の目安

    ペットは、購入したあとも継続して費用がかかります。1年間にかかる費用の平均は犬が約41万円猫が約18万円です。
    ※参考:アニコム損害保険株式会社 2024年

    ペットローンを申し込む場合は、ペット購入後にかかる費用も把握したうえで契約することが大切です。

    ペットローンを利用するメリット

    ペットローンを利用するメリットには、以下のようなものがあります。

    ペットに関する幅広い資金使途に使える

    商品によって異なりますが、ペットローンはペットの購入から治療、生活用品や葬儀費用まで幅広い資金使途に対応できます。ペットショップでの購入費用だけでなく、病気やけがの治療、避妊・去勢手術やワクチン接種、トレーニング費用などにも利用可能です。

    ペットを購入するときや、ペットの思いがけない手術や長期の治療が発生したときなど、高額な支払いが必要となった場合の手助けになるでしょう。

    返済期間が比較的長めに設定できる

    ペットローンは返済期間を数年単位に設定できることが多く、月々の支払いの負担を抑えやすいのが特徴です。返済期間はローンの種類によってさまざまですが、最長5年から15年に設定できることが一般的です。

    例えば50万円を60回払い(5年)で返済する場合、月々の支払いは1万円前後に抑えられます。家計にあわせて返済期間を設定することで、将来的な支出を見越しながら無理のない返済を進めやすくなるでしょう。

    クレジットカードの分割払いやカードローンよりも金利が低い傾向がある

    ペットローンは目的が限定されたローンであるため、金利が低く設定されていることが一般的です。多くの銀行系ペットローンでは、金利が3.0%〜14.0%程度に抑えられています。資金使途が自由なクレジットカードの分割払いやリボ払い、カードローンよりも金利の負担を軽減しやすいのが特徴です。

    ただし、金利は金融機関によって異なり、適用金利がクレジットカードの分割やカードローンと大きく変わらない場合もあります。申し込む前に適用金利をよく確認しましょう。

    ペットローンの返済額・返済期間をシミュレーション

    ペットローンを申し込む際は、事前にシミュレーションを行うことが大切です。ここでは、ペット費用の50万円を金利10.0%で返済する場合のシミュレーションを説明します。

    返済回数 月々の支払額 支払総額
    12回 43,957円 527,484円
    36回 16,133円 580,788円
    60回 10,623円 637,380円
    ※シミュレーション結果は、返済方式によって数値が異なる場合があります。

    返済回数を多く設定すると月々の支払額は抑えられますが、利息が増えるぶん支払総額が増えます。こちらの例の場合、返済回数が12回と60回で支払総額が10万円以上違うことがわかります。

    ペットローンを申し込むと、日々の日用品の出費とは別に月々の支払いが発生する点にも注意が必要です。そのうえで、日常生活に支障がない返済回数を設定するように検討してみてください。

    ペットローンの申し込みから利用の流れ

    金融機関にペットローンを申し込んで利用する場合の流れは、以下のとおりです。

    ペットローンの申し込みから利用の流れ

    まず金融機関のWEBサイトなどから仮審査を申し込みます。氏名や住所、勤務先や収入、希望金額などを入力してください。仮審査の結果は、3日〜1週間程度でメールなどによって通知されます。

    仮審査に通過したら、案内に沿って本審査に進んでください。本審査では金融機関から求められた本人確認書類や収入証明書類を提出します。本審査に進むにあたって、指定の銀行の口座開設が必要となる場合もあります。その場合は、金融機関の手続きに従いましょう。

    本審査に通過すると、契約内容の確認を行います。署名または電子契約などで手続きが完了し、銀行から正式な契約書が発行されます。借入金額は申込者の口座に振り込まれるか、ショップや病院に直接支払われる形で実行されることが一般的です。契約時に定められた日程から、口座引き落としによる返済が始まります。

    ペットローンの審査基準

    ペットローンをはじめ、ローンの審査では属性情報と信用情報が確認されます。

    審査内容

    属性情報

    • 雇用形態(正社員、契約社員など)
    • 勤続年数
    • 収入 など

    信用情報

    • クレジットカードやローンの申込履歴
    • 支払いや返済の遅延履歴 など

    属性情報とは、雇用形態や勤続年数など、申込者本人の情報です。信用情報とは、信用情報機関に記録されている、各種ローンやクレジットカードの利用履歴など客観的な個人の金融取引に関わる事実を登録した情報です。

    金融機関は審査でこれらの情報を確認し、申込者に返済能力があるかを判断します。過去にクレジットカードやローンの延滞がある方は、審査に通りにくい傾向があります。

    ペットローンを利用するにあたっての注意点

    ペットローンを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

    資金使途の条件をよく確認したうえで申し込む

    ペットローンは目的別ローンのため、資金使途が決まっています。以下を例とした、ペットに関連する出費に限定されることが一般的です。

    ペットローンの利用例

    • ペットの購入費
    • 治療費
    • 手術費
    • トレーニング費用
    • 葬儀費用

    ペットローンの種類によっては、対応している資金使途が異なる場合があります。また、ペットショップで契約するローンは購入費のみが対象となっているケースもあります。医療費などにもあてたい場合は、資金使途の条件を満たしているか確認が必要です。

    自由な資金使途を希望する場合は、カードローンやフリーローンを検討しましょう。

    必要な借入金額を明確に計算しておく

    ペットローンは、原則として一度の契約につき1回のみ借り入れができます。ペットローンは、あくまでペットの購入費用や治療費など「目的が明確な一時的支出」のために利用するローンです。

    ペットを購入する場合は、生体価格だけでなく環境を整えるための費用でも、まとまった金額が必要になることがあります。借り入れる前に「ペットローンの対象となる範囲で、合計いくらかかるか」を算出してから申し込むことが大切です。

    資金が不足して追加の借り入れが必要になった場合は、再度申し込んで審査を受ける必要があります。必要な借入金額を事前に把握したうえで申し込みましょう。

    返済シミュレーションで無理のない計画を立てる

    ペットローンは支払いを分割して返済できる点がメリットですが、返済期間が長くなるほど支払総額が増える仕組みです。申込前に金融機関の返済シミュレーターを使い、月々の返済額や金利の負担を確認しておきましょう。

    また、ペットが成長するにつれて、医療費や生活費も増える傾向があります。ローン返済と同時に、これらの支出が増えることを理解しておくとよいでしょう。ペットローンを申し込む前に、余裕を持って返せる金額かどうかをよく確認することが大切です。

    ※シミュレーションの際は最も高い金利を入力するなど余裕を持った返済計画を立てましょう

    ペット保険との併用も考える

    ペットにかかる支出を助ける手段として、ペットローンだけでなくペット保険を組みあわせて利用するのも有効な方法です。

    ペットローンは突発的な高額出費に備えられる一方、ペット保険は通院や検査などの継続的な費用をカバーできます。例えば、「日常的な診療費は保険でまかない、手術費はペットローンも活用する」など、支出を分散させることで家計の負担を軽減できる可能性があります。

    ローンと保険を併用することで、支払いの負担をより軽減できるかもしれません。必要に応じて、ペット保険との併用を検討するとよいでしょう。ただし、ペット保険の加入にはペットの年齢、加入時の健康状態などの条件が設けられていることがあるため、申込前に条件を確認しましょう。

    ペット関連の出費に利用できる支払方法【ペットローン以外】

    ペット関連の支出に利用できる支払方法として、ペットローン以外にも以下の手段があります。ペットローンの条件や資金使途に合わない場合は、フリーローンやカードローンを検討するのもひとつの方法です。

    フリーローン

    フリーローンとは、おもに銀行で適用されている、資金使途が限定されていないローンです。ペットローンと同様に1回の契約で一度きりの借り入れとなり、追加で資金が必要な場合は新たに申し込む必要があります。金利はカードローンより低めに設定されるケースもあります。

    フリーローンは、ペットローンのように「資金使途がペット関連に限定」といった条件がありません。そのため、治療費や手術費、トリミングのほか、ペットのためのリフォーム費、日常の生活費など複数の支出をまとめて借りたい場合にも向いているといえるでしょう。

    カードローン

    カードローンとは、金融機関が提供する個人向け融資商品です。フリーローンと同様に資金使途が自由であるうえに、カードローンは借入可能額の範囲内で繰り返し借り入れができる点が特徴です。

    金融機関によっては当日融資が可能な場合もあり、審査から融資までの時間が短い点がカードローンのメリットです。

    金利は3.0%から18.0%程度で、ペットローンと比べると高めに設定されている傾向があります。ペットの定期健診や治療、トレーニング費用など、継続的に発生する小口の支出に向いているでしょう。

    信販会社や消費者金融、クレジットカード会社などの貸金業者が提供するカードローンには「総量規制」が適用され、年収の3分の1を超える借り入れは原則できません。

    ペットの急な出費や日常のケア費にも対応できるカードローンが便利

    ペットは迎えたあとも、ワクチン接種や通院、トリミングや高齢期の医療費など想定外の出費が発生します。一度きりの費用に対応するペットローンとは異なり、カードローンは借入可能額の範囲内で繰り返し利用できるため、ペットを迎えたあとの出費にも柔軟に対応できるでしょう。

    カードローンは審査から融資までの時間が短い傾向があり、金融機関によっては当日に資金を準備できることもあります。必要なときだけ必要な金額を借りられるため、利息を最小限に抑えながら利用できるのもメリットです。

    ペットローンで初期費用をカバーし、その後の治療費やケア費用はカードローンで対応する」といった組み合わせもひとつの手段です。カードローンは一般的に入会金や年会費がかからないため、これからに備えて申し込むのもよいでしょう。

    よくある質問

    ペットローンは審査がありますか?

    ペットローンには、必ず審査があります。収入や勤務先、信用情報などをもとに、返済能力があるかどうかを金融機関が確認します。

    ペットローンの審査に通らない人はどのような人ですか?

    収入が不安定な方や、過去にクレジットカード・ローンの延滞がある方は審査に通りにくい傾向があります。また、複数のローンを同時に申し込むと多重申込とみなされ、審査に通りにくくなることもあるでしょう。

    ペットをローンで買う人の割合はどれくらいですか?

    具体的なデータはありませんが、犬や猫の生体価格はコロナ禍前に比べて高騰している傾向です。そのため、一括の支払いが困難で、ローンを利用する人の割合が上がっていることが考えられます。

    ペットローンの金利はどれくらいですか?

    多くの銀行系ペットローンでは、金利が3.0%から14.0%程度に抑えられています。クレジットカードの分割払いやリボ払いよりも金利が低めですので、利息負担を軽減しやすいでしょう。
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