美容ローンとは?種類・金利・審査から利用前に確認したい注意点までわかりやすく解説
※本コラムの内容は、弊社の商品の内容を説明するものではありません。
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美容ローンとは、美容に関する支出を分割して支払えるローンのことです。医療脱毛や美容整形、エステなど美容に関するサービスに利用できます。
すぐに施術費用を用意できない場合も、美容ローンを利用すれば施術を受けながら返済を進めることが可能です。支払いを月々に分散できるため、高額な施術費でも月あたりの支払金額を負担の少ない金額に抑えられます。
分割回数を増やすほど月々の返済額を抑えられる一方で、そのぶん利息が増えて支払総額が高くなる側面もあります。美容ローンを契約する際は、月々の支払いのみではなく支払総額も踏まえて返済回数を設定することが大切です。
- 美容ローンの種類と特徴
- 美容ローンのメリット・デメリット
- 美容ローンを利用する際の注意点
美容ローン:美容関連の支払い目的で利用するローン
美容ローンとは、美容に関する支出を分割して支払えるローンのことです。「ビューティーローン」「美容医療ローン」などと呼ばれることもあります。
美容に関する費用は高額になる傾向がありますが、美容ローンは月々の支払いの負担を抑えながら、美容や医療のサービスを利用できる点が特徴です。金融機関や商品によって利用できるサービスの範囲は異なりますが、資金使途の例には以下のようなものがあります。
- 医療脱毛
- 美容整形
- 美容皮膚科
- エステ
- 審美歯科(ホワイトニング、矯正)
- 美容関連商品(化粧品・美容家電など)
- ブランドのバッグ、衣服 など
一般的な美容ローンの概要は、以下のとおりです。
| 名称 |
美容ローン (ビューティーローン、美容医療ローン) |
|---|---|
| 資金使途 |
美容目的に限定 (脱毛・整形・エステなど) |
| 借入先 | 提携の信販会社・銀行 |
| 金利 | およそ3.0%~13.0% |
| 借入方法 |
金融機関の店頭・Web・ クリニック経由 |
| 申込対象者 |
18歳以上 (学生も可) |
| 分割回数 |
2〜84回 (ローンの種類や 契約先によって異なる) |
美容ローンの種類と特徴
美容ローンには、以下のような種類があります。
クリニック・サロンと提携している信販会社の美容ローン
クリニックや病院・エステサロンによっては、信販会社と提携して美容ローンを提供しているところがあります。施術を申し込む際に、その場で分割払いを組んで申し込めるのが特徴です。
この場合は、クリニックやサロンが紹介する信販会社を通じてローンを契約します。そのため、申し込みから審査まで店頭で完結できる点がメリットです。クリニックやサロンで契約した場合は、原則としてその店舗で提供している施術のみに利用できます。
メリット
- 施術の申し込みと同時にローンの手続きができる
- 審査時間が短い傾向がある
個人で契約する銀行の美容ローン
銀行などが提供している美容ローンを利用する場合は、個人で銀行に申し込みます。クリニックやサロンと提携している信販会社の美容ローンと比べると自分で行う手続きが増えますが、金利が低めに設定されることが多いのが特徴です。
銀行で申し込む美容ローンは資金使途が「美容目的」であれば利用できるため、例えば「Aのクリニックで医療脱毛を、Bの美容外科で整形手術を受ける」など、複数のクリニック等で発生する費用をまとめて1つの美容ローンでまかなえます。
メリット
- 金利が比較的低く、支払総額を抑えやすい
- 複数の美容施術費用をまとめて借りることも可能
美容ローンを利用するメリット
美容にお金を使いたいものの、美容ローンを申し込むべきか迷う方がいるかもしれません。美容ローンを利用すると、以下のようなメリットがあります。
まとまった費用がなくても施術を始められる
美容ローンを利用すると、すぐに資金を用意できない場合でも美容や医療のサービスを受けられるのが特徴です。
医療脱毛や美容整形などは数万円から数十万円と高額になることがあり、預貯金や蓄えが十分になければ「サービスを受けたいが、始められない」という状況になることも考えられるでしょう。施術のために複数回通う必要があったり、ダウンタイムがあって効果が見られるまでに時間がかかったりするケースもあります。お金が貯まってから施術を受けるとした場合、効果が見られるまでさらに時間を費やすことになるかもしれません。
美容ローンを利用すれば、施術を受けながら返済を進められます。「まとまったお金が貯まるまで待つ」という選択をしなくてよい点は、美容ローンのメリットといえるでしょう。
月々の負担を小さくできる
美容ローンは支払いを月々に分散できます。例えば30万円の施術でも分割払いにすることで、月々の支払いを1万円前後に抑えられる場合もあります。
ローンの返済期間は、自分の家計に合わせて選べるのが一般的です。分割払いにすることで無理のないペースで返済でき、一括払いが難しい方でも計画的に費用を管理できるでしょう。家計の負担をコントロールしながら美容の自己投資ができる点も、美容ローンのメリットです。
美容ローンの申し込みから返済までの流れ
ここでは、美容ローンをクリニックで契約した場合と、銀行で契約した場合それぞれのパターンについて、申し込みから借り入れの流れを説明します。
基本的な申し込みは「申し込み → 審査 → 契約 → 借り入れ(支払い開始)→返済」という流れです。
まず、利用したいクリニックや銀行のローンを選び、必要事項を入力して申し込みます。申込後は、収入や雇用形態、これまでの返済履歴などをもとに審査が行われます。審査に通過したら、契約に進んでください。
契約が完了すると、提携ローンの場合はそのまま施術費用にあてられます。銀行の美容ローンの場合は指定口座へ融資が実行され、そのお金を使って美容施術の費用を自分で支払います。その後は月々決められた金額を返済していく流れです。
美容ローンの審査基準
美容ローンをはじめ、すべてのローンにおいて契約前に必ず審査があります。クリニックなどでローンを申し込む場合も、クリニックと提携している信販会社によって審査が行われます。
審査基準は公開されていませんが、ローンの審査では属性情報と信用情報が確認されることが一般的です。
属性情報とは、雇用形態や勤続年数など、申込者本人の情報です。信用情報とは、信用情報機関に記録されている、各種ローンやクレジットカードの利用履歴など客観的な個人の金融取引に関わる事実を登録した情報です。金融機関は審査でこれらの情報を確認し、申込者の返済能力を判断します。
美容ローンの審査に通過できない原因は?
美容ローンの審査に通過できなかった場合、考えられる理由としては以下のようなものがあります。
- 借入金額に対して収入が低い
- 他社借入が多く、返済負担が大きいとみなされる
- ローンやクレジットカードの支払いの延滞がある
審査で特に重視されるのが、「収入に対して無理のない返済計画になっているか」という点です。パートやアルバイトで収入が不安定な場合や、希望する借入金額が収入に対して高すぎる場合は「返済が難しい」と判断される可能性が高まります。これらの場合は、「月々どれくらい無理なく返せるか」を基準に借入金額を見直すことが重要です。
また、ローンの返済やクレジットカードの支払いで延滞があった場合、信用情報機関に記録されて審査に不利になることがあります。本人が忘れているような小さな延滞でも記録されている場合があるため、普段から支払いの延滞がないように心がけることが必要です。
学生・未成年だと審査に通りにくい?
申込条件が18歳以上とされるローンでアルバイトなどの収入がある場合、「学生不可」「アルバイトの場合は不可」といった制限がある場合を除き、一般的に自分で美容ローンを契約することが可能です。ただし、収入が安定していない場合は審査に通りにくくなる可能性があります。
他社からの借り入れがある場合、すでに一定の借入金額が発生しているうえで借り入れを申し込むため、「収入に対して借入金額が高い」と判断されることもあります。その場合は、すでに契約している借り入れの完済を優先するほうがよいでしょう。
また、18歳未満の方でも美容ローンを使った施術を受けられますが、親の同意や親権者様名義でローンを組む必要がある点に注意してください。
美容ローンの返済方法
美容ローンの返済方法は、一般的なローンと同じく月々決められた金額を支払う方式です。一般的なのは分割払いで、あらかじめ設定した回数に応じて月々一定額を返済していきます。
例えば30万円の施術であれば12回・24回・36回などから選ぶことができ、返済期間に応じて月々の負担が異なります。分割払いにすると、自分の家計に合わせて無理のない返済回数を選べるのがメリットです。返済回数を増やせば月々の負担は軽くなるものの、そのぶん利息が増えて支払総額が大きくなる点に注意しましょう。
月々の返済額はいくら?美容ローンの返済シミュレーションをしよう
ここでは、50万円の美容ローンを例に返済シミュレーションを確認してみましょう。金利10.0%で返済する場合のシミュレーション結果は以下のとおりです。
| 返済回数 | 月々の支払額 | 支払総額 |
|---|---|---|
|
24回 (2年間) |
23,072円 | 553,728円 |
|
48回 (4年間) |
12,681円 | 608,688円 |
|
84回 (7年間) |
8,300円 | 697,200円 |
返済回数を多く設定すると月々の支払額は抑えられますが、利息が増えるぶん支払総額が増えます。こちらの例の場合、返済回数が24回と84回で支払総額が14万円以上違うことがわかります。
利用前に必ず確認を!美容ローンの注意点
美容施術は、高額で契約期間も長くなることがあります。支払いの負担を抑えるためにも、美容ローンを申し込む前に以下のポイントを確認しましょう。
支払先の途中解約や返金ルールを確認する
美容ローンで注意すべき点は、支払先の途中解約や返金の扱いです。施術途中で通えなくなったり、別のクリニックに変更したくなったりする場合があるため、必ず確認しておきましょう。
期間が1カ月を超え、金額が5万円を超える一部の美容医療サービスは、特定商取引法が適用されます。契約書面を受け取った日を含む8日間は、クーリング・オフといって無条件で契約を解除・返金できる制度の利用が可能です。
期間が過ぎている場合や契約内容によっては、残りの回数分が返金されなかったり、解約手数料がかかったりすることがあります。今は解約などをするつもりがなくても、今後気が変わる可能性があるため、途中解約や返金ルールは必ず確認しましょう。
サロン倒産時のリスクを理解しておく
近年、脱毛サロンの突然の倒産がニュースになり、施術を受けられないにもかかわらずローン返済だけが続くケースが見られます。
ローン契約は支払先ではなく金融機関との契約になることが多いため、サロンが閉店しても返済義務は残ることが一般的です。美容医療サービスを申し込む前に、「信頼できる運営会社か」「経営が安定しており、長期間通える店舗か」を事前に確認しておくことが大切です。
金利・手数料・支払総額を確認する
同じ費用でも、ローンの金利や分割手数料によって最終的な支払総額は大きく変わります。分割回数を増やすほど月々の返済額は少なくなりますが、そのぶん利息が増えて支払総額が高くなる仕組みです。
長めの返済期間を選んだ場合、「施術自体は完了しているが、支払いだけが数年にわたって続く」ということが考えられます。契約時は「月々◯円なら払えそう」と考えても、支払総額を確認しないまま手続きを進めてしまうと、あとで想定以上の負担になる可能性がある点に注意しましょう。
目先の月額費用だけで判断せず、「利息を含めて最終的にいくら支払うことになるのか」を確認したうえで、自分に合った返済回数を選ぶことが大切です。
家計に合った返済回数で契約し、返済計画を立てる
美容ローンを無理なく利用するためには、「月々の返済が現在の生活費や将来の支出を圧迫しないか」を事前に見極める必要があります。返済額だけでなく、「今後数年間、その金額を安定して支払い続けられるか」という視点を持つことが重要です。
例えば、美容ローンの月々の返済額が1万円のみであっても、家賃や食費、光熱費やスマートフォン代など日常の固定費とのバランスが取れていなければ、給料日直前に家計が苦しくなることが考えられます。また、病気や転職、引っ越しなど急な出費や生活環境の変化が生じた場合、返済額に余裕がなければ支払いが滞るリスクが高まるでしょう。
美容ローンは返済期間が長くなることがあるため、今の収入だけでなくこれからの生活の変化を見据えて計画を立てることが大切です。返済計画を立てる際は、まず現在の支出を洗い出し、月々自由に使える金額のなかで無理なく支払える金額を決めましょう。
美容費用の支払いに利用できるローン【美容ローン以外】
美容関連の費用の支払いは、美容ローン以外にもカードローンやクレジットカードのキャッシング枠を利用することが可能です。
カードローン
カードローンは資金使途が自由なローンで、美容施術の支払いにも利用できます。脱毛や整形はもちろん、以下のような幅広い費用に自由に使える点が特徴です。
- 美容皮膚科の治療費
- 化粧品の購入
- 通院の交通費
- 不足した生活費の補填 など
カードローンは一度契約すれば、借入可能額の範囲内で必要なタイミングに繰り返し借りられます。そのため、「最初は脱毛だけの予定だったが、あとから美容皮膚科の施術も受けたくなった」というような場合も柔軟に対応が可能です。
クレジットカードのキャッシング枠
クレジットカードに付帯しているキャッシング枠を利用すれば、ATMやスマートフォンアプリからその場で現金を借りて美容施術の支払いにあてられます。
最短当日で現金を用意できるため、「審査時間を短く施術費を準備したい」という場合に役立ちます。クレジットカードにキャッシング枠がついていない場合は、別途で申し込みと審査が必要です。
キャッシング枠は金利が高めに設定されていることが多く、長期の利用には向かないといえます。少額の短期間利用には便利なサービスですが、数十万円規模の美容施術の支払いに利用すると、返済期間が延びて負担が大きくなる可能性がある点に注意しましょう。
美容施術をはじめとする、今後の支出に備えるならカードローンが便利
カードローンは資金使途が自由で、必要な時期に必要な金額だけを借りられるため、美容費のために利用しやすい手段です。
契約は一度で済み、借入可能額の範囲内で繰り返し利用できるため、脱毛や美容皮膚科の追加施術など突発的に費用が発生する場面でも柔軟に対応できます。繰り上げ返済をしやすく、ボーナスなどで余裕があるときに追加で返済することも可能です。
カードローンは、美容以外の支出にも使える汎用性の高さも魅力のひとつです。旅行費用や家電の買い替え、引っ越し費用や冠婚葬祭など、予想外の出費が重なったときでもカバーできます。基本的に年会費は無料で、契約しても使わなければ費用は一切かからないため、いざというときの備えになるでしょう。
よくある質問
美容ローン(ビューティーローン)とはどんなローンですか?
美容ローンの利用はやめたほうがいいといわれる理由は何ですか?
美容ローンの審査に通らない原因は何ですか?
・借入金額に対して収入が低い
・他社借入が多く、返済負担が大きいとみなされる
・ローンやクレジットカードの支払いの延滞がある
詳細は「美容ローンの審査に通過できない原因は?」を参照してください。

