即日キャッシングが利用できる2つの方法|スムーズに審査を進めるコツも紹介
※本コラムの内容は、弊社の商品の内容を説明するものではありません。
更新日:

即日融資とは、申し込みをしたその日にお金を借りられることを指します。申込時間帯など状況によっては、審査結果の通知や融資を受けられるのが翌日以降になる可能性もありますが、手続きにかかる時間をできるだけ短くしたい方などに便利です。
審査では何を確認されるのか、どのような流れでお金を借りるのか把握したうえで申し込めば、審査がスムーズになるでしょう。
- 即日融資を受けられる商品の特徴
- キャッシングの審査で確認されること
- キャッシングの利用時に注意したいこと
「即日審査」と「即日融資」の違いを把握しよう
「即日審査」では、最短で申し込んだその日に審査結果が通知されることを意味します。そのため、契約の手続きや融資は、申込日の翌日以降になることもあるでしょう。
一方で「即日融資」では、最短で申し込みをしたその日に融資が受けられることを指します。「即日審査」と「即日融資」は似ている言葉ですが、意味が異なることを把握し、金融機関の公式WEBサイトの説明を確認したうえで申し込みましょう。
即日融資が受けられる2種類のキャッシング
最短即日融資が受けられる商品はおもに、「貸金業者のカードローン」と「クレジットカードのキャッシング枠」の2つがあります。

これらに該当する商品でも、金融機関によっては即日融資に対応していない場合もあるため、借り入れの手続きをする前に、融資までにかかる時間を確認しておきましょう。
また、あくまでも「最短即日融資」であるため、金融機関や審査の状況、申し込んだタイミングによっては、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠でも、融資は翌日以降になる可能性もあります。
貸金業者のカードローン
カードローンとは、金融機関が提供する個人向けに融資を行う商品です。貸金業者は、お金を貸す業務を行っており、財務局又は都道府県に登録をしている業者のことをいいます。具体的には、消費者金融や信販会社、クレジットカード会社などが貸金業者です。
なお銀行系カードローンの場合、審査の際に、反社会的勢力との関係を遮断するため、申込者の情報を警視庁データベースに情報の照会をしていることから、即日融資が難しくなっています。
貸金業者のカードローンのメリット
- 申し込みから最短で即日融資を受けられる商品もある
貸金業者のカードローンのデメリット
- 申し込んだタイミングや審査状況によっては、「最短即日融資」の商品でも、融資まで数日かかることがある
クレジットカードのキャッシング枠
クレジットカードのキャッシング枠とは、クレジットカードに付帯するキャッシング枠を利用して、現金を借りることができる機能です。
即日融資を受けるには、次の2つのうちいずれかの条件を満たしている必要ががあります。
- 所有しているクレジットカードに、すでにキャッシング枠が付帯されている
- キャッシング枠が即日付帯されるクレジットカードを所有している
所有するクレジットカードのキャッシング枠は、会員専用アプリなどで確認できます。
すでにキャッシング枠が付帯するクレジットカードであれば、振り込みを依頼する、または提携するATMを利用することで借り入れることが可能です。
キャッシング枠を付帯させるためには、別途申し込み、審査に通過する必要があります。クレジットカードのなかには、最短で即日キャッシング枠が付帯できるものもありますが、審査結果が通知されるまで1週間程度かかるものもあります。
クレジットカードのキャッシング枠のメリット
- すでにキャッシング枠が付帯していれば、審査なしで借り入れられる
クレジットカードのキャッシング枠のデメリット
- キャッシング枠が付帯されていなければ、申し込みから審査結果がわかるまで数日から1週間程度かかる
カードローンとキャッシング枠はどちらがおすすめ?
どちらがおすすめかは、所有しているクレジットカードに、キャッシング枠が付帯しているかによって異なります。
キャッシング枠が付帯していることに加え、設定された借入可能額が借りたい金額の範囲内であれば、クレジットカードのキャッシング枠が向いています。その理由は、審査を受けることなく、必要な金額を借り入れられるためです。
クレジットカードにキャッシング枠が付帯していない場合で、即日借り入れることを重視するのであれば、貸金業者のカードローンへの申し込みを検討してみましょう。貸金業者のカードローンであれば申し込みから融資までの時間が、キャッシング枠の付帯手続きよりも短い可能性があります。
融資までの時間が短いキャッシングの特徴
キャッシングにはクレジットカードのキャッシング枠も含まれますが、ここからは「カードローン」の特徴について説明します。融資までの時間が短いキャッシングの特徴は、次のとおりです。
申し込みから融資までWEB完結
申し込みから融資まで、WEB完結のキャッシングは、即日融資が受けられる傾向があります。
金融機関の窓口に出向いたり、書類を送付したりする必要がないWEB完結のキャッシングであれば、自宅などで申し込めるだけではなく、金融機関の営業時間に関係なく、24時間365日都合のよいタイミングで申し込めることが特徴です。
ローンカード不要でATMから借り入れができる
キャッシングの種類によって、お金を借り入れるための方法が異なります。借り入れにローンカードが必要なものはローンカードが届くまでに数日かかる場合があります。即日融資ができるカードローンは、ローンカードではなくアプリなどから手続きすることでATMから借り入れができるものが一般的です。
ローンカードが届くまではアプリなどから手続きし、届いてからは、ローンカードでもアプリでも借り入れの手続きができるといったものもあります。ローンカードがなくてもコンビニなどのATMを利用し借り入れられる、または自分の口座に振り込んでもらえるため、自宅にローンカードが届く前に借り入れができて便利です。
申し込みをした当日に審査が完了しても、実際に借り入れられるのはローンカードが届いてからといった場合は、即日融資を受けることができません。
融資を受けるまでの時間をできるだけ短くしたい方は、「審査が完了したあと、いつから借り入れられるのか」を確認してみましょう。
キャッシングで即日借り入れるためのポイント
キャッシングで即日借り入れるためのポイントは、次のとおりです。

申込条件を満たしているか確認する
商品によって、年齢の制限(18歳以上・20歳以上)や、学生の利用可否などの申込条件があります。
即日融資にも対応しているキャッシングであっても、申込条件を満たしていなければ審査に通過することができません。
申込条件は金融機関の公式WEBサイトなどに記載されているため、事前に確認しておきましょう、
平日の早い時間帯に申し込む
融資までの時間を重視する場合に重要なのが、申し込むタイミングです。
最短で即日融資に対応している商品であっても、申し込む時間帯などによっては、審査が翌日以降になることがあります。
金融機関によっては審査結果を通知する時間帯が決められており、WEBサイトに記載されていることもあります。
深夜・早朝を除く時間帯の平日に金融機関が対応していると考えられるため、土曜日や日曜日、祝日、年末年始や、深夜、早朝の時間帯を避けて申し込むのがおすすめです。
提出書類を準備しておく
申し込みの作業をスムーズに進めるためには、キャッシングの申込時に必要な書類を、事前に把握し準備しておくことが大切です。キャッシングの審査では、「本人確認書類」と「収入証明書類」の2種類を提出します。
本人確認書類の例
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート(所持人記入欄があるもの)
- 住民票
- 在留カード・特別永住者証明書 など
収入証明書類の例
- 源泉徴収票
- 給与明細書/賞与明細書
- 課税証明書/特別徴収税額の決定通知書
- 確定申告書 など
収入証明書類の提出は、金融機関によって原則提出を求めることもあれば、借入可能額によって提出の要否が異なることがあります。
借入可能額によって提出する金融機関では、「1社で50万円を超える借り入れ」もしくは「複数社で合計100万円を超える借り入れ」のいずれかにあてはまる場合、収入証明書類の提出が求められるケースが一般的です。
申込内容に不備がないよう十分確認する
キャッシングの申し込みでは、自分に関するさまざまな情報を入力します。入力する情報に誤りがないかを十分に確認したうえで申し込みましょう。
誤った情報で申し込むと、正しく審査ができず、審査に通過できなくなることが考えられます。
また、提出する書類にも注意が必要です。
例えばWEB完結のキャッシングの場合、書類をスマホのカメラで撮影する、または書類をスキャナーで取り込み、画像のデータを金融機関に送信します。このとき、画像全体が映っているか、文字は鮮明に写っているかを確認しましょう。
在籍確認の電話に出られるようにしておく
在籍確認とは、申込者が申告した勤務先に在籍しているかを金融機関が確認する作業です。金融機関によっては、キャッシングの申込者に在籍確認を実施することがあります。
在籍確認では、キャッシングの申し込みの際に入力した勤務先に電話がかかってくるため、対応する準備をしておきましょう。
申込者本人である自分が電話対応をするのがスムーズです。ただし、本人が電話対応できず、勤務先の従業員が対応をしても、在籍確認が完了する場合があります。
在籍確認では、申込者が申告した勤務先に在籍している事実を確認することが重要です。そのため、自分が電話対応できなくても「離席をしている」「休暇をとっている」など、勤務している前提の回答をオペレーターに伝えてもらえれば、在籍確認ができたことになります。
なお、電話対応をした人が「わからない」「答えられない」と金融機関のオペレーターに伝えてしまうと、在籍確認ができず、審査に影響する可能性もあるでしょう。
在籍確認の前に、電話対応をする可能性がある人に「自分に電話がかかってくるから、取り次いでほしい」などとコミュニケーションをとっておくことが重要です。
キャッシングの審査で確認されること
キャッシングの審査では、「属性情報」と「信用情報」の2つがおもに確認されています。

ここでは、審査で確認される項目を紹介しますが、審査基準は金融機関によって異なります。また、審査基準はどの金融機関でも公表されていません。
属性情報
属性情報とは、キャッシングに申し込んだ方の個人に関する情報で、次のような情報が該当します。
属性情報の例
- 雇用形態(正社員、契約社員など)
- 勤続年数
- 収入 など
信用情報
信用情報とは、各種ローンやクレジットカードの利用履歴など、客観的な個人の金融取引に関わる事実を登録した情報を指し、次のような情報が該当します。
信用情報の例
- クレジットカードやローンの申込・利用履歴
- 支払いや返済の遅延履歴 など
信用情報は、「信用情報機関」に記録されており、審査の際に金融機関は情報を照会しています。
信用情報機関とは
消費者と金融機関の健全な信用取引を支えるために、加盟する金融機関から登録されるクレジットやローンに関する信用情報を扱う機関のこと
なお信用情報は、金融機関であっても申込者の同意がないと閲覧できません。キャッシングの申し込みを受ける際に、申込者から信用情報を照会してもよいかの合意を得たうえで照会しています。
審査なしのキャッシングは存在しない
「少しでも早く借り入れたい」などの理由から、審査なしのキャッシングを探している方がいるかもしれません。しかし、金融機関が提供する商品では、必ず審査が実施されています。
審査を行う理由としては、申込者が借りたお金を返済できるか確認をする必要があるからです。
「審査なしで利用できる」といったキャッシングがあった場合、貸金業者として登録を受けていない、違法業者の可能性があるため、利用を避けましょう。
違法業者から融資を受けることで、法律で定められている以上の高い金利で貸し付けられる、過度な取り立て行為が行われるといったリスクがあります。
キャッシングでお金を借りる流れ
キャッシングは、次のような流れで行われます。

金融機関によっては、「仮審査」と「本審査」といったように、審査が二段階に分かれていることがあります。
審査に通過後、契約内容を確認して契約を行い、その後融資を受けるといった流れです。
キャッシングを利用するときの注意点
キャッシングする際は、次のポイントに注意しましょう。
複数のキャッシングに申し込まない
「早くお金を借りたい」「審査に落ちるかもしれない」といった理由で、複数のキャッシングに申し込むことは避けましょう。
キャッシングの申込履歴は信用情報で確認されます。複数のキャッシングに同時に申し込むことで、審査の際に返済能力を疑問視されてしまい、審査に影響を与える可能性があります。そのため、まずは1社のみに申し込むようにしましょう。
返済計画を立てたうえで利用する
返済計画を立てる手段としては、「返済シミュレーション」を利用するといった方法があります。
返済シミュレーションでは、借入希望額や金利などの情報を入力することで、月々の返済額や利息を含めた支払総額などを把握できます。シミュレーション結果を把握することで、自分の収入・支出から見て、借り入れようとしている金額が現実的なもので、無理なく返済ができるのかを計画できます。
返済シミュレーションは、金融機関のWEBサイトに設置されており、無料で利用できるツールです。
返済に遅れないように利用する
キャッシングで借り入れたあとは、返済を行います。金融機関によって異なる場合もありますが、毎月決まった日に口座振替で引き落とされることで返済します。
返済額が口座に入金されていないと、返済ができません。返済に遅れると、遅延損害金が発生します。
遅延損害金とは
遅延損害金とは、契約どおりに借入金を返済できないことに対するペナルティのこと
遅延損害金は、返済日の翌日から発生します。返済が遅れている日数が長期化するほど、遅延損害金も増えていくため、返済の負担も大きくなるでしょう。
また、一定期間以上返済に遅れてしまった場合、延滞している情報が信用情報機関に記録されます。延滞した情報が記録されることで、今後ローンやクレジットカードの審査に影響を及ぼす可能性があります。
返済に遅れないよう口座残高を確認すること、万が一返済に遅れてしまっても、早い段階で金融機関に連絡をとり、振込先や遅延損害金を含めた返済額を確認しましょう。
自分に合うキャッシングの方法を選択しよう
即日借り入れられる方法としては、カードローンと、クレジットカードのキャッシング枠の2つがありますが、商品の特徴や、所有するクレジットカードのキャッシング枠の有無といったことを確認し、自分に合う商品を選択しましょう。
「即日融資」は、あくまでも最短であるため、申し込んだタイミングや審査の状況によっては、審査結果の通知、融資が翌日以降になることもあります。
申し込みの際は、申込時の情報、提出する書類に不備がないよう確認しておきましょう。
よくある質問
銀行のキャッシングで即日借り入れることはできますか?
なお、銀行によっては、審査結果を最短で即日通知する金融機関もあります。
銀行の場合、キャッシングを利用する金融機関の口座開設が必要なこともあり、その場合は融資を受けるまで日数がかかることもあるでしょう。
クレジットカードのキャッシングで即日借り入れる方法を教えてください
- 所有するクレジットカードにキャッシング枠が付帯している
- 最短で、申し込んだその日に審査が実施され、キャッシング枠が付帯するクレジットカードである
所有しているクレジットカードにすでにキャッシング枠が付帯している場合は、審査を受けることなく最短即日で借り入れができます。
キャッシング枠が付帯していなくても、最短で申し込んだその日に審査が実施され、通過すれば最短即日でキャッシングを利用できるようになるクレジットカードもあります。
なお、キャッシング枠の審査にかかる日数は金融機関によって異なり、審査結果が通知されるまで数日から1週間程度かかるものもあるでしょう。
キャッシングの審査ではどのようなことが確認されますか?
属性情報とは、キャッシングに申し込んだ方の個人に関する情報で、信用情報とは、各種ローンやクレジットカードの利用履歴などです。
具体的な情報は、「キャッシングの審査で確認されること」で紹介しています。
学生や主婦(主夫)もキャッシングで即日借り入れられますか?
金融機関のWEBサイトには申込条件や商品概要があり、年齢条件や学生の利用可否が記載されています。なお、高校生はキャッシングの利用ができません。
主婦(主夫)は、自身に収入があるかによって申し込めるかが異なるでしょう。金融機関によっては、アルバイトやパートなどで収入を得ている場合、正社員ではなくても申し込める商品もあります。
なお、専業主婦(主夫)で、自身に収入がない場合は申し込めないことが多いでしょう。
無職でもキャッシングで即日借り入れられますか?
キャッシングの申込条件には、「安定・継続した収入がある」など、収入があることを前提にしているためです。