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ビジネスローンを借り換えるならどの金融機関?借り換え先別メリット・デメリットと選び方を解説

※本コラムの内容は、弊社の商品の内容を説明するものではありません。

ビジネスローンを借り換えるならどの金融機関?借り換え先別メリット・デメリットと選び方を解説

返済中のビジネスローンの金利が高い場合、金利が低い商品へ借り換えることで、返済の負担を軽減できる場合があります。ほかにも、借り換えることで月々の返済額が減り、資金繰りの改善に役立つこともあるでしょう。

ビジネスローンを借り換える前に、どのような目的で借り換え、支払総額がいくらくらい減るのかを確認しておくことが大切です。

この記事でわかること
  1. ビジネスローンの借り換えによる支払総額の差
  2. 借り換え先別のメリット・デメリット
  3. 借り換え先の選び方
目次

    ローンを借り換える仕組み

    ローンの借り換えとは、新たに別の金融機関でお金を借り、返済中のローンを一括返済することです。現在契約しているローンよりも金利が低いローンに借り換えることで、利息の負担が軽減でき、支払総額を減らせる場合があります。

    ビジネスローンの借り換えにより、支払総額の軽減に加え、資金繰りの改善も期待できます。

    借り換えとは

    ビジネスローンを借り換えたときのシミュレーション

    ビジネスローンを借り換えることで、どれくらいの利息が減るのかをシミュレーションしてみましょう。

    300万円を借り、金利が14.5%のまま完済したときのシミュレーション結果は次のとおりです。

    借入金額 300万円
    金利 14.5%
    返済期間 8年0カ月
    返済方式 元利均等返済
    月々の返済額 52,971円
    利息の金額 2,085,216円
    支払総額 5,085,216円
    ※シミュレーション結果は、返済方式によって数値が異なる場合があります。

    次に、金利14.5%で100万円を返済、1年11カ月以降に残りの200万円を金利10.0%で借り換えたときのシミュレーション結果を見ていきましょう。

    ■金利14.5%で100万円を返済したときのシミュレーション結果

    借入金額 100万円
    金利 14.5%
    返済期間 1年10カ月
    返済方式 元利均等返済
    月々の返済額 52,036円
    利息の金額 144,792円
    支払総額 1,144,792円
    ※シミュレーション結果は、返済方式によって数値が異なる場合があります。

    ■1年11カ月以降、200万円を金利10.0%で借り換えて返済したときのシミュレーション結果

    借入金額 200万円
    金利 10.0%
    返済期間 3年10カ月
    返済方式 元利均等返済
    月々の返済額 52,521円
    利息の金額 415,966円
    支払総額 2,415,966円
    ※シミュレーション結果は、返済方式によって数値が異なる場合があります。

    借り換えなしの支払総額 5,085,216円
    借り換えありの支払総額 3,560,758円

    金利14.5%から金利10.0%のビジネスローンに借り換えた場合、約152万円の利息を軽減できるという結果になりました。

    今回のシミュレーション結果では、月々の返済額は大きく変わっていませんが、借り換えることで月々の返済額を抑えられる可能性もあります。そのぶん返済期間は長くなり利息も増えますが、資金繰りの改善に役立てられるでしょう。

    ※シミュレーションの際は最も高い金利を入力するなど余裕を持った返済計画を立てましょう。

    【金融機関別】他社のビジネスローンへ借り換えるメリット・デメリット

    ビジネスローンから別のビジネスローンに借り換える場合、どの金融機関に借り換えるかがポイントになります。貸金業者と銀行、それぞれの特徴とメリット、デメリットを見ていきましょう。

    貸金業者のビジネスローン

    貸金業者とは、お金を貸す業務を行っており、財務局又は都道府県に登録をしている業者のことをいいます。具体的には、消費者金融、クレジットカード会社などが貸金業者です。

    貸金業者へ借り換えるメリット

    貸金業者へ借り換えるメリットは、最短で即日融資にも対応している商品があることです。

    資金繰りの改善の緊急性が高い場合などで、審査にかかる時間を短くしたい方は、貸金業者のビジネスローンのほうがメリットを感じられるでしょう。

    なお、実際の審査時間は、審査状況や申し込んだ時間帯などによって異なります。「最短当日融資」と記載されている商品でも、翌日以降に審査結果が通知される可能性もあるため、時間に余裕をもって申し込みましょう

    貸金業者へ借り換えるデメリット

    貸金業者へ借り換えるデメリットは、銀行のビジネスローンと比較して金利が高めに設定されている場合がある点です。

    借り換えの目的として、利息の負担軽減があります。金利が高い場合、借り換えによるメリットを得られなくなるため、商品によっては借り換え先としては不向きです。

    なお、すべての貸金業者の金利が高いわけではありません。銀行と同等の金利で提供している貸金業者のビジネスローンもあるため、商品の金利を比較して選んでみましょう。

    銀行のビジネスローン

    同じビジネスローンでも、貸金業者とは異なる特徴があります。ビジネスローンごとに金利や融資の条件は異なるため、口座開設をしている銀行などで、自分に合う商品を探してみましょう。

    銀行へ借り換えるメリット

    銀行へ借り換えるメリットは、貸金業者と比較して金利が低めに設定されていることです。

    現在返済中のビジネスローンの金利が高い場合、銀行の商品であれば借り換えにより、利息の負担を軽減できる可能性があります。

    銀行へ借り換えるデメリット

    銀行へ借り換えるデメリットは、貸金業者と比較して審査に時間がかかる場合があることです。

    銀行ビジネスローンの場合、融資までの期間は最短でも数日かかることがあります。最短で即日融資に対応している商品もある貸金業者と比較すると、銀行のビジネスローンはデメリットを感じやすいかもしれません。

    なお、返済の負担を軽減することを優先し、審査結果が出るまでの期間が気にならない方であれば、デメリットとは感じにくいでしょう。

    ビジネスローン以外の借り換え先とメリット・デメリット

    ビジネスローン以外にも、次のような借り換え先があります。

    それぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。

    信用保証協会の保証付き融資

    信用保証協会の保証付き融資とは、中小企業や小規模事業者が銀行から融資を受ける際、信用保証協会が保証人になる制度です。

    借主が銀行に返済できなくなったとき、信用保証協会が立て替えて返済を行います。立て替えたあと借主は、銀行ではなく信用保証協会へ返済することになります。

    保証付き融資へ借り換えるメリット

    保証付き融資のメリットは、次の2つです。

    • 銀行から事業性資金の融資を受けやすくなる
    • ビジネスローンより金利が低い傾向にある

    銀行から融資を受けたくても、銀行との取引があまりない事業者は借り入れが難しくなることがあります。そのような事業者でも、信用保証協会の保証を受けることで融資を受けやすくなります

    ただし、信用保証協会による審査もあるため、信用保証協会と銀行の審査に通過しなければ融資を受けることができません。

    保証付き融資へ借り換えるデメリット

    保証付き融資のデメリットは、信用保証料の支払いが必要になることです。

    信用保証協会の保証を受けるためには「信用保証料」の支払いをする必要があります。利息に加えて信用保証料も支払うため、支払総額がいくらになるか銀行に確認・相談しておくことが重要です。

    銀行のプロパー融資

    プロパー融資とは、銀行から直接事業性資金の融資を受けることです。

    上記で紹介した、信用保証協会の保証なしで銀行から融資を受けることもできます。

    プロパー融資へ借り換えるメリット

    プロパー融資のメリットは、次の3つです。

    • 信用保証料の支払いがないぶん、支払総額が抑えやすい
    • ビジネスローンより金利が低い傾向にある
    • 借入可能額の上限が設けられていないこともある

    借入可能額の上限がない場合、高額な事業性資金の借り入れを検討している方にとっては、メリットを得やすいでしょう。

    プロパー融資へ借り換えるデメリット

    プロパー融資のデメリットは、信用保証協会の保証がないぶん、審査基準が高めになる可能性がある点です。

    万が一借主が返済できなくなったとき、信用保証協会の保証がないプロパー融資では、銀行が貸し倒れのリスクを背負うことになります。このことから、審査基準が高くなる可能性があります。

    これにより、創業間もない事業者や、財務状況が不安定な事業者の場合、審査に通過できずプロパー融資を利用できないこともあるでしょう。

    不動産担保ローン

    不動産担保ローンとは、建物や土地といった不動産を担保に入れて融資を受ける商品です。不動産を担保にすることでより高額な融資を受けられる可能性があります。

    不動産担保ローンへ借り換えるメリット

    不動産担保ローンはビジネスローンと比較すると、次のようなメリットがあります。

    • 借入可能額が高額
    • 金利が低い

    借入可能額は、担保にする不動産の価値によって決定しますが、商品によっては最大1億円の借入可能額を設定しているものもあります。

    ビジネスローンの場合、借入可能額は500万~1,000万円といった商品が多いため、1,000万円を超える高額な融資を受けたい方にとって、不動産担保ローンが便利に感じられるでしょう。

    不動産担保ローンへ借り換えるデメリット

    不動産担保ローンには、次のようなデメリットがあります。

    • 担保にできる不動産がないと融資を受けられない
    • 審査に時間がかかる場合がある

    担保として価値がある不動産を所有していない場合、不動産担保ローンを利用できません。

    本審査の結果がわかるまで最短でも3週間程度、審査状況によっては1カ月以上かかる場合があります。

    ビジネスローンを借り換える流れ

    ビジネスローンを借り換える流れは、次のとおりです。

    借り換えの流れ

    借り換え先の金融機関に申し込み、審査に通過したら返済中のビジネスローンの借入残高分の融資を受け、そのお金で一括返済を行います。その後は、借り換え先の返済を行うといった流れです。

    1. 借り換え先への申し込み

    まずは、借り換え先の金融機関に申し込みます。

    申込前に商品の概要を十分確認し、条件を満たしているか確認してみましょう。

    返済の負担軽減を目的に借り換えるため、返済中のビジネスローンよりも低い金利の商品を選択することが前提です。借り換えにより支払総額を減らせるかを把握するために、申込前に返済シミュレーションを利用してみましょう。

    ※シミュレーションの際は最も高い金利を入力するなど余裕を持った返済計画を立てましょう。

    2. 必要書類の提出

    ビジネスローンを借り換える際は、「本人確認書類」「収入証明書類」「事業に関連する書類」などの提出が求められます。

    本人確認書類の例

    • 運転免許証
    • マイナンバーカード
    • パスポート(所持人記入欄があるもの)
    • 住民票
    • 在留カード・特別永住者証明書 など

    収入証明書類の例

    • 源泉徴収票
    • 給与明細書/賞与明細書
    • 課税証明書/特別徴収税額の決定通知書
    • 確定申告書 など

    事業に関連する書類の例

    • 直近の決算書類
    • 商業登記簿謄本
    • 確定申告書 など

    書類に不備があると審査に影響を与える可能性があるため、提出する書類は最新のものであり、鮮明に見えているかも確認しておきましょう。

    3. 審査

    審査にかかる期間は金融機関によって異なります。

    目安の期間は、金融機関のWEBサイトに記載されている場合があります。

    4. 契約

    審査通過後は、契約の手続きを行います。

    契約をする前に、借入可能額(融資額)や金利、月々の返済額、返済日を十分確認しておきましょう

    5. 新たな契約先からの融資

    新たに契約したビジネスローンで、返済中のビジネスローンの借入残高分の金額を借り入れます。

    6. 元の契約先に一括返済

    そして、返済中のビジネスローンを一括返済します。

    借入残高が0円になったビジネスローンは、今後利用しない場合、完済後は必要に応じて解約しましょう。

    7. 新たな契約先に返済

    あとは新たな契約先に毎月返済していきます。

    月々の返済日が以前と異なる場合、返済に遅れてしまわないよう確認しておきましょう。

    ビジネスローンの借り換えが向いているケース

    ビジネスローンの借り換えが向いているのは、次のようなケースです。

    • 今より金利が低いローンに借り換えられる
    • 月々の返済額を減らせる
    • 借り入れを一本化できる

    借り換えは、金利が低いローンを選択することが前提です。

    資金繰りの改善を目的とした借り換えの場合、今より月々の返済額を減らせる借り換え先を見つけましょう。なお、月々の返済額が減る場合、返済期間が延びて支払総額が増えるリスクには注意が必要です。

    複数のビジネスローンを利用している方の場合、一本化して借入可能額が増えれば金利が下がり、支払総額が減るといったメリットもあります。

    ビジネスローンの借り換えが不向きのケース

    ビジネスローンの借り換えが不向きなのは、次のようなケースです。

    • 金利が大きく変わらないとき
    • 借り換えにかかる手数料などが高額なとき

    金利が少ししか下がらない場合、支払総額がほとんど変わらず、借り換えのメリットを感じられないでしょう。

    また、借り換えをしても一括返済をする際に手数料がかかった場合、手数料の割合次第では高額になる可能性があります。一括返済をするための手数料が必要な場合、借り換えによって軽減できる利息と、一括返済の手数料を比較して決めてみましょう。

    ビジネスローンの借り換えに関する注意点

    ビジネスローンを借り換える際は、次のポイントに注意しましょう。

    支払総額が増えないかを確認する

    借り換えの審査に通過しても、想像より支払総額が減らない、返済が長期化して支払総額が増えたといったことが起こらないよう、返済シミュレーションを活用しましょう。

    返済中のビジネスローンをこのまま完済したときと、借り換えをしたときの返済シミュレーションの結果を出し、利息にどれくらいの違いがあるかを確認してみてください。

    ※シミュレーションの際は最も高い金利を入力するなど余裕を持った返済計画を立てましょう。

    手数料がいくらかかるか確認する

    借り換え先で融資を受けたあと、返済中のビジネスローンは一括返済を行いますが、繰り上げ返済を行うにあたり手数料の支払いが必要になる金融機関があります。

    繰り上げ返済を行う金額の一定割合の手数料を支払う場合、繰り上げる金額によっては高額になると考えられます。

    支払う手数料と軽減できる負担とを比較し、許容できる範囲かを確認しておきましょう。

    新たな借り入れはできるだけ控える

    返済の負担軽減を目的で借り換えたのにもかかわらず、新たに借り入れると完済までの期間が長くなってしまいます

    やむを得ないときを除き、可能な限り新たな借り入れは控えるようにしましょう。

    借り換え先の選び方

    ビジネスローンの借り換えでは、次の3つのポイントを確認してみましょう。

    借り換え先のビジネスローンの選び方

    融資条件

    金融機関のWEBサイトには、申込条件が記載されています。

    年齢や創業年数のほか、地方銀行の場合は営業所の地区内で事業を行っていることといった条件もあります。

    条件を満たさなければ審査に通過できないため、申し込みの前にWEBサイトを確認しましょう。

    金利と支払総額

    支払総額を軽減したい場合、まずは金利を確認してみましょう。

    返済中のローンより金利が下がらず、返済期間が同じ場合は支払総額を減らすことができません。また、金利がわずかにしか下がらない場合も、支払総額が変化しにくく、借り換えのメリットを感じられなくなります。

    月々の返済額

    現在、月々の返済額が高額で資金繰りが困難な状況にある場合、返済額を減らせる借り換え先を選択するといった手段もあります。

    例えば、売上に対して月々の返済額が多くを占めている場合、ビジネスローン以外の支払いや返済が難しくなるかもしれません。

    そのため、少しであれば支払総額が増えてしまっても、資金繰りの改善を優先する場合は、「月々の最低返済額」を確認して商品を選択しましょう。

    融資方法

    ビジネスローンの融資方法には、「当座貸越」と「証書貸付」があります。

    当座貸越
    決められた借入可能額の範囲内で、回数を問わず借り入れができる

    証書貸付
    契約書に書かれた借入金額や金利、返済方法、返済期間に基づいて借り入れと返済を行う。追加で借り入れができない(別途契約が必要)

    追加で借り入れる機会があるかといったことを考えながら、自分にあう商品を選択しましょう。

    ビジネスローンの借り換え以外で資金繰りを改善する方法

    資金繰りを改善する方法としては、ビジネスローン以外にも次のような手段があります。

    資金繰りを改善するためには、借り入れなどを利用する前に、無駄な支出はないかを確認する、不良在庫をなくすなどの工夫も必要です。

    公的融資を利用する

    政府系金融機関の「日本政策金融公庫」や、都道府県や市区町村の融資制度により、資金繰りを改善できる可能性があります。公的機関の融資制度は、ビジネスローンと比較して金利が低いことがメリットです。

    ビジネスローンの借り換え先に公的融資を利用することはできませんが、新たな資金調達の手段として有効です。例えば、事業再建や事業拡大が目的であれば、審査に通過することで融資を受けることができます。申し込みの際は、事業計画書などの書類の提出が必要です。

    日本政策金融公庫は最寄りの支店への電話、または来店で相談できます。都道府県や市区町村の融資制度は、都道府県などと提携している銀行などで相談が可能です。

    売掛債権を回収する

    回収できていない売掛債権がある場合、相手に連絡し入金を促しましょう。

    売掛帳などを定期的に確認し、未回収の売掛債権がないかを確認することが大切です。

    ファクタリングを利用する

    ファクタリングとは、売掛債権を売却できるサービスです。売掛債権を現金化する、ファクタリング業者を利用することで売却できます。

    売掛債権を支払期日よりも前に売却し現金化できれば、通常よりも資金の回収が早まります。業者によっては、申し込みをしたその日の現金化に対応している場合があるため、必要に応じて利用してみましょう。

    なお、ファクタリングの利用には審査があり、手数料の支払いも必要です。

    返済のリスケジュールを依頼する

    リスケジュールとは、返済条件の変更を指します。ビジネスローンの返済期日を後ろ倒しにすることで、短期的な資金繰りが可能です。

    リスケジュールを依頼する場合は、返済期日より前に相談をしましょう。返済期日を過ぎると、返済の遅れが発生します。

    リスケジュールの可否や、期間は金融機関によって異なります

    専門家に相談する

    ビジネスローンの返済が困難な状況にあり、利息しか返済ができていなかったり、経営状態が悪化していたりする場合は、専門家に相談することも検討しましょう。

    例えば税理士や取引がある銀行の担当者、商工会議所などで相談できる場合があります。

    早めに相談し対策をすることで、返済が困難な状況を改善しやすくなるかもしれません。

    クレジットカードを活用する

    仕入れや支払いを、現金払いや振り込み、口座振替で行っている方の場合、クレジットカードを活用することで資金繰りの改善につながる可能性があります。

    クレジットカードは支払いをした翌月、または翌々月に利用代金が引き落とされます。実際に現金を支払うタイミングを後ろ倒しにできる仕組みにより、キャッシュフローの改善が期待できるでしょう。

    よくある質問

    ビジネスローンはどのような金融機関で借り換えることができますか?

    ビジネスローンは、貸金業者や銀行のビジネスローンへ借り換えることができます。

    そのほかにも、信用保証協会の保証付き融資や銀行のプロパー融資、不動産担保ローンといった選択肢もあります。

    ビジネスローン以外の借り換え先は、「【金融機関別】他社のビジネスローンへ借り換えるメリット・デメリット」で詳しく解説しています。

    ビジネスローンを借り換えることでどのようなメリットがありますか?

    ビジネスローンの借り換えにより、金利が下がり支払総額を減らせたり、資金繰りが改善できたりするメリットがあります。

    借り換え先の金利が低いほど、利息の負担を軽減できます。

    ビジネスローンを借り換えるデメリットはありますか?

    金利が下がり支払総額が減らせるのであれば、大きなデメリットはないでしょう。

    ただし、金利は下がっても返済期間が長期化すると、支払総額が増えてしまう場合があります。融資を受ける条件次第では、デメリットを感じやすくなります。

    デメリットを防ぐには、申込前に返済シミュレーションを行い、支払総額を確認しておくことが大切です。

    ※シミュレーションの際は最も高い金利を入力するなど余裕を持った返済計画を立てましょう。
    BUSINESS LOAN